Mesh Retargeter
起動方法
専用のメニューか、以下のコマンドでツールを起動します。
import faketools.tools.model.mesh_retargeter.ui
faketools.tools.model.mesh_retargeter.ui.show_ui()

使用方法
ツールを使用するには、以下の手順を行います。
- 変形に使用する元のジオメトリを選択し、
Set Source Meshボタンを押します。 - 変形に使用する先のジオメトリを選択し、
Set Destination Meshボタンを押します(複数選択可能)。Source Mesh と同一トポロジーのメッシュのみセットできます。 - 変形するジオメトリを選択し、
Set Target Meshボタンを押します。 Mappingでマッピングモードを選択します。- 新しいジオメトリを作成する場合は、
Create New Meshチェックボックスをオンにします。 Retarget Meshボタンを押します。

Mapping(マッピングモード)
Destination Mesh と Target Mesh の対応方法を選択します。
One to Many(デフォルト)
すべての Destination Mesh に対して、すべての Target Mesh を変形します(M × N の組み合わせ)。
- Create New Mesh オン: 各組み合わせに対して新しいメッシュが作成されます。
- Create New Mesh オフ: Destination Mesh は 1 つのみ指定可能です。
One to One
Destination Mesh と Target Mesh を 1 対 1 で対応させます。Destination[0] → Target[0]、Destination[1] → Target[1] のように順番にペアリングされます。
- Destination Mesh と Target Mesh の数が一致している必要があります。
Advanced Parameters
高度な設定パラメーターを調整することで、より正確な転送結果を得ることができます。
Radius Multiplier(半径倍率)
- デフォルト値: 1.0
- 範囲: 0.5 ~ 10.0
- 説明: ソースメッシュの頂点を検索する際の半径倍率です。
- 使い方:
- メッシュが小さい場合や離れている場合は、値を 大きく してください(例: 2.0 ~ 5.0)
- 変形がうまくいかない場合、この値を調整することで改善されることがあります
- 値が大きすぎると、影響範囲が広すぎて意図しない変形になる可能性があります
Max Vertices(最大頂点数)
- デフォルト値: 1000
- 範囲: 100 ~ 10000
- 説明: ターゲットメッシュを処理する際の、1グループあたりの最大頂点数です。
- 使い方:
- ターゲットメッシュの頂点数がこの値を超えると、自動的に複数のグループに分割して処理されます
- 値を 小さく すると、大きなメッシュがより細かく分割されます(処理は遅くなりますが、精度が向上する場合があります)
- 値を 大きく すると、処理が速くなりますが、メモリ使用量が増えます
Min Source Vertices(最小ソース頂点数)
- デフォルト値: 10
- 範囲: 4 ~ 100
- 説明: 変形計算に使用する最小のソースメッシュ頂点数です。
- 使い方:
- 値を 大きく すると、変形の精度が向上しますが、処理時間が長くなります(例: 20 ~ 50)
- 値を 小さく すると、処理が速くなりますが、精度が低下する可能性があります
- 最低でも4頂点は必要です(4頂点未満では正しく計算できません)
Max Iterations(最大反復回数)
- デフォルト値: 10
- 範囲: 1 ~ 20
- 説明: 十分なソース頂点が見つからない場合に、検索半径を自動調整する最大試行回数です。
- 使い方:
- 通常はデフォルト値(10)で問題ありません
- 値を 大きく すると、より多くの試行で適切な頂点を見つけようとします
- エラーが発生する場合は、この値を増やすよりも Radius Multiplier を調整することをお勧めします
注意事項
- Source Mesh と Destination Mesh のトポロジーは同じである必要があります。Destination Mesh セット時に自動でトポロジーが検証されます。
One to ManyモードでCreate New Meshがオフの場合、Destination Mesh は 1 つのみ指定可能です。One to Oneモードでは、Destination Mesh と Target Mesh の数が一致している必要があります。- Target Mesh の頂点数が多い場合の処理は、時間がかかる可能性があります。
- Retarget 操作は Undo/Redo に対応しています。